ChatGPTに録音ファイルを渡せるように。文字起こしも要約も、有料プランで
ChatGPT に、録音した音声ファイルを渡せるようになりました。
会議の録音を入れて「文字にして」「要点をまとめて」と頼める、ということです。 OpenAI の公式のヘルプページに、10月9日(日本時間)までに説明が載りました。
ただし、使えるのは有料プランだけ。 それから、気をつけたいこともいくつかあるんですよ。
📌 何が発表されたの?
📝 何があった
これまでも ChatGPT には、文書や表、画像のファイルを渡せました。 そこに、新しく音声ファイルが加わりました。
できるのは、こんなことです。
- 文字起こし:録音の中身を文字にする
- 要約:長い話を短くまとめる
- 中身への質問:「決まったことは何?」「〇〇さんは何と言っていた?」と聞く
🔄 何が変わる
録音を文字にするには、これまでは専用のアプリやサービスを使うことが多かったと思います。 それが、ふだん使っている ChatGPT の中で、文字起こしから要約、質問まで続けてできるようになります。
使える条件は、公式のヘルプにこう書かれています。
- 使えるプラン:有料プランと、会社向けのプラン。無料版では、今は使えません
- ファイルの形式:MP3、M4A、WAV、AAC、FLAC、OGG など。スマホの録音アプリでよく使う形式は、だいたい入っています
- 大きさ:1つ512MBまで
- 動画は不可:動画のファイル(映像の入った MP4 など)は、音声としては受け付けられません
🧪 試すなら
- ChatGPT の入力欄の近くにある、ファイルを添付するボタンを押す
- 録音のファイルを選ぶ
- 「この録音を文字起こしして」「決まったことを3つにまとめて」のように頼む
文字起こしのあとに、続けて質問できるのが便利なところです。 「次にやることは誰が担当?」のように聞けば、議事メモの下書きにもなります。
まとめると: ChatGPT の有料プランで、録音した音声ファイルを渡して、文字起こし・要約・質問ができるようになりました。無料版はまだ対象外です。
出典:OpenAI ヘルプ「Uploading files and audio to ChatGPT」(英語)/ITmedia AI+
⚠️ 使う前に気をつけたいこと
便利な一方で、公式のヘルプにも注意書きがあります。
- 間違いが混ざる:文字起こしには間違いが入ることがある、と公式が書いています。大事なところは、元の録音で確かめてください
- 話している人の聞き分けは苦手:「誰が言ったか」の判定は当てにならないことがある、とされています
- 言語で差がある:聞き取りの精度は言語によって変わります。日本語でどこまで正確かは、試して確かめるのがいちばんです
- 長い録音は止まることも:とても長い録音は、途中で処理が止まる(タイムアウトする)ことがあります。長い録音は、いくつかに分けて入れると安心です
- データの使われ方:個人向けのプランでは、渡した内容が AI の改善に使われるかどうかは設定で変わります。気になる人は、設定の「データ コントロール」を見ておくと安心です
それから、これは ChatGPT に限った話ではありませんが、ほかの人が話している録音を使うときは、相手にひとこと伝えておきたいですね。
出典:OpenAI ヘルプ(英語)/OpenAI ヘルプ「Data Controls FAQ」(英語)
💬 今日のひとこと
打ち合わせのあとの議事メモ、正直いちばん面倒な作業だと思っています。
録音を入れて、文字にして、決まったことを聞いて、下書きにする。 それが ChatGPT ひとつで続けてできるのは、地味ですがかなり助かる話です。
ただ「誰が言ったか」は苦手、とのこと。 そこだけは、人の記憶とメモで補うのがよさそうです。
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