Claude Codeに「3つ同時にお願い」ができるように。パソコンを閉じても、続きはクラウドで
Claude Code が、かなり便利になりました!
「この3つ、同時に進めておいて」と頼むと、Claude が自分で仕事を分けて、並べて進めてくれます。 しかも、途中でパソコンを閉じても、クラウドで続きをやってくれる。
これは、うれしい更新です。🙌
📌 何が発表されたの?
何があった
Anthropic が、Claude Code のデスクトップアプリと、クラウドでの作業に、新しい機能をまとめて入れました。 Claude Code の利用者に届いたお知らせで、ここ2週間ほどの更新として紹介されています。
Claude Code は、Claude にパソコンの中の作業を任せる道具です。 ホームページやアプリ作り、ファイルの整理などを、言葉で頼んで進めてもらえます。 デスクトップアプリは、Mac と Windows で使えます(Linux は試験版)。
新しくなったのは、おもにこの4つです。
- 仕事を分けて、同時に進める:「3つ同時に」と頼むと、Claude が1つずつ別の作業として始めて、終わったら元の画面に報告する
- 様子がひと目で分かる:横の一覧に、どれが作業中で、どれがあなたの返事を待っているかが出る
- 始める画面が新しく:最近使ったフォルダが並ぶ。いくつかのフォルダやクラウドなどの「作業の場所」を、名前を付けて保存しておける
- 途中のまま、クラウドへ:手元の作業を、保存の手続きをしないまま、クラウド(ネットの向こう側のコンピューター)に引き継げる
何が変わる
いちばん大きいのは、「待ち時間」が減ることです。
これまでは、1つ頼んで、終わるのを待って、次を頼んで…の繰り返しでした。 これからは、頼みたいことを並べて渡せば、Claude が手分けして進めてくれます。
人にたとえると、1人の助手に順番に頼んでいたのが、助手が自分で小さなチームを作って、手分けしてくれる感じです。
そして、作業をクラウドに渡せば、パソコンを閉じて出かけても大丈夫。 戻ってきたら、続きが進んでいます。
試すなら
Claude Code は、有料のプランで使えます。 個人向けの Pro は月20ドル(年払いなら月17ドル相当)からです。 無料プランでは使えません。
- Claude のデスクトップアプリを最新にする(Mac はメニューの「Claude → Check for Updates」)
- Code の画面で、作業したいフォルダを選ぶ
- 「〇〇と、△△と、□□を、同時に進めて」と頼む
- 横の一覧で進み具合を見る。返事を待っているものがあれば答える
クラウドに渡したいときは、作業のメニューの「Open in」から「Cloud」を選びます。
なお、今の作業をそのままクラウドに移せるのは、今のところデスクトップアプリだけです。 VS Code の拡張機能やターミナルからは、新しい作業をクラウドで始めることはできますが、途中の作業を移すことはできません。
まとめると: Claude Code のデスクトップアプリで、頼んだ仕事を Claude が自分で分けて同時に進めるようになりました。途中の作業をそのままクラウドに渡せば、パソコンを閉じても続きを進めてくれます。
出典:Anthropic から Claude Code の利用者へのお知らせ(2026年10月)/Claude Code 公式の説明書(デスクトップアプリ・英語)/Claude Code 公式の説明書(クラウド・英語)/Claude Code 公式の説明書(VS Code・英語)/Claude 料金ページ/報道:AlphaSignal(英語)
🖥️ 画面で見ると、こんな感じです
言葉だけだと分かりにくいので、画面のイメージを作ってみました。 実際の画面の写しではなく、とわラボで作った図です。
①「3つ同時に」と頼むと
左の一覧で、元の作業の下に、3つの作業がぶら下がります。 ① は終わり、② は作業中、③ は質問があって、あなたの返事を待っています。
報告は、元の会話に戻ってきます。 3つの画面をあちこち見に行かなくていいんです。
② 途中のまま、クラウドへ
作業をほかの場所に移すときは、ふつう「変更を記録して、送る」という手続き(コミットと push)が要ります。 それをしなくても、途中のまま渡せるようになりました。
出かける前に「クラウドで続ける」を押して、パソコンを閉じる。 それだけです。
③ 始めるときは、1回押すだけ
最近使ったフォルダが並ぶので、続きから始めるのは1回押すだけ。
「フォルダ3つをまとめて」「クラウドで動かす」のような作業の場所に、名前を付けて保存しておけます。 毎回の準備が、いらなくなります。
出典:Anthropic から Claude Code の利用者へのお知らせ(2026年10月)。図は、お知らせの説明をもとに、とわラボで作ったイメージです
🎁 Max と Team の人には、毎月の「API代」も
もう1つ、うれしい知らせです。
上位の個人向けプラン Max と、会社向けの Team プランに、毎月 API のクレジット(使用料の分)がつくようになりました。
- Max 5x:毎月100ドル分
- Max 20x:毎月200ドル分
- Team:ふつうの席1つにつき20ドル、上位の席(Premium)1つにつき100ドル。チーム全体で、毎月500ドルまで
API は、自分で作ったアプリや、決まった時間に動く AI などから、Claude を呼び出す入り口です。 つまり、Claude を組み込んだ自分の道具を、毎月この金額までは、追加の支払いなしで動かせるということです。
Free と Pro、大きな会社向けの Enterprise は対象外です。
⚠️ 受け取る前に: このクレジットは、Claude Code そのものの使用には使えません。使い切れなかった分は、次の月にくり越せません。受け取るには、claude.ai の設定の「Billing」から、Claude Console(API を使うための管理画面)とつなぐ手続きが要ります。新しくプランに入った人は、7日たってから受け取れます。
出典:Claude Platform 公式「API credits for Max and Team plans」(英語)
💬 今日のひとこと
とわラボでも、このサイトの更新や AI日記づくりに Claude Code を使っています。 1つ頼んで、終わるのを待って、次を頼む。 この「待ち」が減るのは、かなりうれしいところです。
それに、パソコンを閉じても続きが進むのは、ちょっと夢がありますね。 寝ている間に、明日の準備が終わっている…そんな日も近いのかもしれません。😴
ひとつ、イマイチなところも。 VS Code では、クラウドの作業を手元に引き取ることはできても、手元の作業をクラウドに移すことはできません。 一方通行なんです。
とわラボはふだん VS Code の中で Claude Code を使っているので、ここは早く両方向にしてほしいところです。
それから、手分けが増えるほど、見なければいけない報告も増えます。 最初は2つか3つくらいから、試してみるのがよさそうです。
AIを仕事に入れてみたい方へ。 とわラボでは、AIの使い方のご相談や、AIを使ったWEBアプリづくりを承っています。お問い合わせはこちら