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AIが書いたコード、複数のAIで点検する「Max」が登場

川登が、大きな虫めがねで、色の線が並んだ紙をのぞいている。まわりに、小さな虫めがねを持った丸いロボットが3つ浮かんでいる

AIが書いたプログラムを、AIが点検する。 その点検に、いちばん念入りな「Max」が加わりました。

GitHubが10月28日に発表しました。 いくつものAIが別々に点検して、最後に1つの結果にまとめます。

プログラムを書かない人には遠い話に聞こえますが… 「AIの答えを、別のAIに確かめさせる」という考え方は、ふだんのAIの使い方にも通じるんですよ。

📌 点検の深さが3段階に

何があった

GitHubは、プログラムを置いて、みんなで直していくためのサービスです。 その中に、AIがプログラムの変更を点検してくれる「Copilot code review」という機能があります。

10月28日、この点検に「Max」という、いちばん念入りなやり方が加わりました。 今は「お試し版(パブリックプレビュー)」です。

何が変わる

点検の深さは3段階

  1. Liteふつうの点検
  2. Balanced(はじめの設定)こみ入った処理や、安全にかかわる所を深く見る
  3. Max(新しく追加)複数のAIで、いちばん念入りに。時間もクレジットも多く使う

Maxは、ログインのしくみなど、まちがえると困る変更に向いています

Maxは、まちがえると困る変更のための点検です。 たとえば、ログインのしくみや、たくさんの所から使われている共通の部品を直すときです。

そのぶん時間がかかり、AIの「クレジット(使った分だけ減るポイント)」も多く使います。 どのくらい多いかは、発表には書かれていません。

試すなら

使えるのは、Copilot の Pro・Pro+・Max・Business・Enterprise の各プランです。 点検を頼む画面の「Reviewers」の所で、Maxを選べます。 いつも同じ深さにしたいときは、自分の設定(Copilot settings → Code review)で決めておけます。

まとめると: AIのコード点検に、複数のAIで念入りに見る「Max」が加わりました。大事な変更のときだけ使う、という使い分けになりそうです。

出典:GitHub Changelog「Copilot code review: Merge with confidence with Max and approvals」(2026年10月28日)、GitHub Docs「Configuring code review by GitHub Copilot」(2026年11月4日に確認)

🔍 Maxのしくみ

Maxでは、1つのAIが点検するのではありません。

Maxの点検の流れ

  1. いくつものAIが、別々に点検ちがう会社のAIも使う
  2. まとめ役のAIが照らし合わせる意見が分かれた所を整理し、正しいかを確かめる
  3. 1つの点検結果として返す大事な問題を見つけることを重く見る

何個のAIを使うか、どの会社のAIかは、発表には書かれていません

ちがう会社のAIを何人も呼んで、別々に見てもらい、最後にまとめ役が整理する、という形です。 人の会社でいえば、ちがう部署の何人かに確認してもらうのに近いと思います。

1つのAIだと、そのAIのくせで見落とすことがあります。 ちがうAIを重ねることで、その見落としを減らそう、という考え方です。

出典:GitHub Changelog(2026年11月4日に確認)

✅ AIが「OK」を出せるように

同じ日に、もう1つの機能「Copilot approvals」が正式版になりました。 AIがプログラムの変更に「取り込んでOK」を出せる機能です。

AIの「OK」の決まり

できること

  • 点検のたびに、取り込んでよいかの評価が付く
  • オンにすると、AIのOKが人のOKと同じように数えられる

気をつけること

  • はじめはオフ。管理する人がオンにする
  • OKのあとに直すと、OKは取り消される
  • OKを出してよいファイルを決めておける

人のチェックを全部やめる、という話ではありません

はじめはオフで、管理する人がオンにしないと使えません。 OKを出してよいファイルの範囲も、決めておけます。

AIに全部を任せるのではなく、「ここまではAIのOKでいい」という線を、人が引く形ですね。

出典:GitHub Changelog、GitHub Docs(2026年11月4日に確認)

💬 今日のひとこと

AIが書いて、AIが点検して、AIがOKを出す。 少し前なら、ちょっと怖い話に聞こえたと思います。

でも中身を見ると、「ちがうAIに確かめさせる」「OKの範囲は人が決める」と、慎重に作られていました。 私もAIに調べ物をさせるときは、別のAIにもう一度確かめさせることがあります。 大事なことほど、ひとりのAIに任せきらない。それが使い方のコツなのかもしれません。🔍

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