Gemini Notebook(旧NotebookLM)に新機能登場!スライドを作る前に、AIが「構成」を見せてくれます
Google の「Gemini Notebook(旧 NotebookLM)」で、スライドや解説動画を作る前に、AIが考えた構成を見て直せるようになりました。
これまでは、頼むといきなり完成品が出てきました。 「順番がちがう」「最初にまとめがほしい」と思っても、作り直すしかなかったんです。
これからは、先に構成を見て、直してほしいことを伝えてから作らせられます。 ただ、使える人については、公式の中でも書き方がそろっていません。 そのあたりも含めてまとめます。
📌 スライドも動画も、作る前に「構成」を見て直せるように
Google が、作る前の「確認」の手順を足しました
Google が2026年10月19日(米国時間)に発表しました。 対象は、Gemini Notebook の人気の機能「スライド」と「動画の解説(Video Overviews)」の2つです。
Gemini Notebook は、PDF や Web ページなどの資料を入れて、その中身だけをもとに AI が答えたり、まとめたりしてくれるサービスです。 2026年7月に、NotebookLM から今の名前に変わりました。
「頼む → いきなり完成」が、「頼む → 構成を直す → 完成」に
完成品の前に、「構成」をはさめるように
これまで
- 頼む
- いきなり完成
- ちがえば作り直し
これから
- 頼む
- 構成を見る
- 直しを伝える
- 完成
直すのは、作る前のほうがずっと楽です
頼むと、まず AI が資料から「取り上げるとよさそうな話題」を出してくれます。 そこから選んで、形式・長さ・言葉・絵の雰囲気を決めていきます。
さらに「確認(Review)」のスイッチを入れると、スライドなら「構成のメモ」、動画なら「台本のメモ」が先に出てきます。 Google は、直し方の例として「最初に要点のまとめを入れて」「場面の順番を入れ替えて」を挙げています。 納得してから「Proceed(進める)」を押すと、はじめて完成品が作られます。
急ぐときは、今までどおりすぐ作ることもできます
確認のスイッチを入れなければ、これまでと同じように、いきなり完成品を作ってくれます。 作りたいものが決まっているなら、最初の頼み方に書いておけば、確認の手順まで一気に進みます。
まとめると: Gemini Notebook で、スライドや動画を作る前に、AI が考えた構成を見て直せるようになりました。作り直しの回数が減ります。
出典:Google「How to shape your slides and videos with Gemini Notebook」(英語、2026年10月19日)/Gemini Notebook 公式 X(英語、2026年10月19日)/Google Workspace Updates「NotebookLM is now Gemini Notebook」(英語、2026年7月)(2026年10月25日に確認)
🔍 使える人は、まず有料プランから。無料はまだはっきりしません
ここが少しややこしいところです。 誰が使えるかについて、Google の公式の中で3通りの書き方があります。
「誰が使えるか」の、公式の3つの書き方
- Google のブログすべての利用者に、1週間かけて世界中で広げる
- Gemini Notebook の公式 XPro と Ultra の利用者みんなが使える
- 動画の解説のヘルプ作る前の確認は、Google AI Ultra の利用者だけ
まず有料プランから広げている途中、と読むのが自然です
Pro と Ultra は、Google の AI の有料プラン(Google AI Pro・Google AI Ultra)のことです。 今は有料プランの人から使えて、無料の人にいつ来るかは、はっきり書かれていません。
一番早いのは、自分の画面で確かめることです。 スライドを作るときに、確認のスイッチが出てくれば使えます。
出典:Google(英語、2026年10月19日)/Gemini Notebook 公式 X(英語、2026年10月19日)/Gemini Notebook ヘルプ「Generate Video Overviews in Gemini Notebook」(英語)(2026年10月25日に確認)
🧪 試し方:構成を見るスイッチを入れてから作る
Gemini Notebook(notebook.google.com)を開いて、資料を入れたノートを用意します。 そのあとは、次の4ステップです。
構成を見てから作る、4ステップ
- 「Studio」でスライドを選ぶ動画なら Video Overview
- 確認のスイッチを入れるスライドは Review outline notes
- 構成を見て、直しをまとめて伝える順番・足したいページなど
- 「Proceed」で作る押したあとは、構成はもう直せない
直したいことは、1回でまとめて伝えるのがコツです
ボタンの名前は英語の画面のものです。 日本語の画面では、ちがう名前で出てくることがあります。
⚠️ 「Proceed」を押したら、構成はもう直せません。 動画は、できあがるまでに30分以上かかることもあります。押す前に、構成のメモを最後まで読んでおくと安心です。
ヘルプには「直したいことは、まとめて一度に書いて」とあります。 思いついた順に少しずつ伝えるより、メモに書き出してから1回で渡すほうがよさそうです。
出典:Gemini Notebook ヘルプ「Generate Video Overviews in Gemini Notebook」(英語)/Google(英語、2026年10月19日)(2026年10月25日に確認)
💡 使えない人も大丈夫。ほかのAIでも同じ頼み方ができます
無料プランで、まだスイッチが出てこない人もいると思います。 でも、「作る前に、構成を見せて」と頼むこと自体は、どの AI でもできます。
ChatGPT でも Gemini でも Claude でも、次の文を最初に貼ってから頼んでみてください。
AIに貼る文
この資料をもとに、スライドを作りたいです。 いきなり完成品を作らず、まず構成だけを見せてください。 ・1枚ずつ、見出しと言いたいことを1行で ・最初のページに、結論のまとめを入れてください 私が「OK」と言ってから、スライドを作ってください。
構成の段階なら、「3枚目と4枚目を入れ替えて」「数字の話は1枚にまとめて」と、軽く直せます。 できあがったスライドを直すより、ずっと楽です。
💬 今日のひとこと
AI に資料を頼んで、出てきたものを見て「うーん、そうじゃない」と作り直す。 AI を使っていると、よくある場面だと思います。
なので、とわラボでは資料を作るとき、いきなり完成品を作らせず、先に中身と構成を固めるようにしています。 その話は「パワポはAIに直接作らせない。HTMLで作ってPDFにする、崩れない資料の作り方」に書きました。
Google も同じところに手を入れてきた、というのは、ちょっとうれしいですね。 AI は、作るのは速い。でも、何を作るかを決めるのは、やっぱり人のほうです。
スイッチが来ている人は、次のスライドで試してみてください。📊
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