2本目のアプリ「簡単わりかん」
2本目のアプリ、出しました!🎉
名前は「簡単わりかん」。 行ったお店と金額を入れたら、ひとりいくらかがすぐ出る、割り勘のアプリです。 9月18日に作り始めて、9月22日に App Store に並びました。
1本目の「話して予定」のときは、出すまでにつまづいたポイントが6つありました。 今回はいくつだったか。
4つです。🪨🪨🪨🪨
ちょっとだけ成長しました。ちょっとだけ。
💕 どんなアプリか
コンセプトは「デートで使う割り勘」です。
カフェ行って、映画見て、ごはん食べて。 1日で何軒か回ったあとの「で、ひとりいくら?」を、その場で終わらせたい。 そのためのアプリです。
開いたときに見えるのは、「人数」「お店と金額」「結果」の3つだけ。 ここは最初から決めてました。デート中にサッと使えるように、開いた画面はシンプルにしておく。
細かいことは「もっと便利に」の中にしまってあります。
- どっちかが多めに払う(「ちょい多め」「おごり」をボタンで選べる)
- 端数を10円や100円でそろえる
- 立て替えた分を、誰が誰にいくら渡せばいいか出す
- 結果をそのまま LINE で送る
無料で、登録もいりません。 入れた金額や名前は iPhone の中にしか保存しないので、外には出ていきません。 画面の下に小さい広告が1つ出ます。全画面の広告は、デート中に出たら邪魔なので入れてません。
🏷️ その前に 名前を2日で3回決めた
これはつまづいたポイントには数えていません。迷っただけです。
9月18日、「簡単わりかん」に決定。
9月19日、やっぱりひらがなの「かんたんわりかん」に決定。
同じ日のうちに、漢字の「簡単わりかん」に戻す。
…結局、最初の名前です。
App Store に登録した名前が漢字で、アプリの中の表示がひらがなになってて、食い違ってたんですよ。 どっちかにそろえないといけなくなって、漢字にしました。
ちなみに、同じ名前のアプリがないかは先に調べました。 「わりかん」「かんたん割り勘」なんかで検索して、出てきたのが173件。 「簡単わりかん」とまったく同じ名前は0件でした。割り勘アプリ、多すぎです。
🎨 つまづいたポイント1 アイコンを描く AI が残高切れ
アイコンは、画像を作る AI に描いてもらうつもりでした。 そしたら、こう言われました。
Exhausted balance.(残高が尽きました)
…お金が尽きてました。💸
しかたないので、プログラムで図形を描いてアイコンを作りました。 案を3つ作って並べて、選んだのが「割れたハート」に「わりかん」の文字を乗せたやつ。 ハートが割れて「分ける」、2つで「ふたり」。そういうつもりです。
Apple の指針では「アプリの名前と同じ文字はアイコンに入れないほうがいい」となってます。 ただ、これはおすすめで、禁止ではありません。 ハートだけだと何のアプリか分からないので、文字は入れました。
⚠️ つまづいたポイント2 広告の「追跡」の書き方でビルドが弾かれる
審査に出したその日の夜、Apple からメールが来ました。 アップロードしたアプリに問題がある、と。
アプリには「このアプリは利用者を追跡しますか」を書いておく設定ファイルがあります。 そこを「追跡する」にしてたのに、追跡に使う相手先を1つも書いてなかったんです。 「する」なら相手先を書け、というルールでした。
じゃあ広告の会社を書けばいいかというと、それをやると、追跡を断った人には iPhone がその通信を止めてしまう。 つまり広告が出ない。収入ゼロです。😇
調べたら、広告を出してる Google 自身も、自分の部品の中では「追跡しない」にしてました。 ってことで、アプリ側も「追跡しない」に直して、ビルドを上げ直しました。
⚠️ 広告入りのアプリを出す人へ。 設定ファイル(PrivacyInfo.xcprivacy)で追跡を「する」にするなら、相手先のドメインを1つ以上書く必要があります。 ただ、そこに広告のドメインを書くと、追跡を断った人には広告が届かなくなります。 広告の部品が自分で申告しているなら、アプリ側は「しない」で大丈夫でした。
ちなみに、審査からいったん取り下げる必要はありませんでした。 ビルドを差し替えて「再提出」を押すだけで、順番待ちの位置もそのまま。 「提出をキャンセル」を押してたら取り下げになってたので、押さなくてよかったです。
📮 つまづいたポイント3 また「もっと情報をくれ」
次の日の朝、審査から「情報提供のお願い」が来ました。
これ、1本目のときも来たやつです。 審査の実績が少ないアカウントには、決まって送られてくるらしいです。
2本目なのに、まだ新入り扱い。
今回は慣れたもんです。 実機で操作してる画面を録画して、使い方を英語で書いて返信。 「これは計算するだけのアプリで、お金を送ったり口座とつないだりはしません」とはっきり書きました。 分類を「ファイナンス」にしてたので、お金を扱うアプリの許可を求められたら困るなと思って。
管理画面の表示は「却下」になるんですが、アプリを直す必要はありませんでした。 返信して2日後の9月22日、公開です。
📄 つまづいたポイント4 広告の確認用のファイルが置いてなかった
公開したら、次は広告の準備です。
広告の管理画面でアプリとストアをつないだら、「app-ads.txt が一致しません」と出ました。 このサイト(towa-lab.com)に、広告の持ち主を証明する1行だけのファイルを置かないといけなかったんです。 置いてなかったので、見に来た広告の会社が空振りしてました。
ファイルを置いて、確認ボタンを押して。 次の日には広告の審査が通りました。
あと、広告の管理画面でアプリを探すとき、名前で検索しても出てきませんでした。 App Store の番号(6813776815)を貼ったら一発で出ました。地味に迷うところです。
🪨 4つつまづいて思ったこと
前回の6つは、全部「知らなかった」でした。 今回の4つのうち、情報依頼の1つは「1本目でやったやつ」。 ここは録画して英語で返すだけだと分かっていたので、迷いませんでした。
同じ石で2回つまづかなかったら、それでいい。 前回そう書いたんですが、今回は新しい石につまづいています。 …まぁ、石の種類が増えるのも成長ということで。
📝 これからアプリを出す人へ ここに注意
今回つまづいたポイントを、注意することとしてまとめておきます。
- アプリの名前:App Store Connect に登録する名前と、アプリの中の表示名をそろえる。名前は審査に出す前なら変えられます
- 広告の「追跡」の申告:設定ファイル(PrivacyInfo.xcprivacy)で追跡を「する」にするなら、相手先のドメインが必須。ただし広告のドメインを書くと、追跡を断った人に広告が届かなくなる。広告の部品が自分で申告しているなら、アプリ側は「しない」でよい
- ビルドが弾かれたとき:審査を取り下げない。ビルドを差し替えて「App Review に再提出」を押せば、順番待ちの位置もそのまま
- はじめのうちの審査:実績の少ないアカウントには「情報提供のお願い」が来る。画面録画と使い方の説明で返信。お金を扱わないアプリなら、送金や口座連携をしないことをはっきり書く
- 広告(AdMob)の準備:app-ads.txt を、App Store に登録したサイト(マーケティング URL)のいちばん上の階層に置く。アプリを探すときは、名前ではなく App Store の番号で検索する
デートでも、飲み会の幹事でも、「で、ひとりいくら?」になったら開いてみてください。 お店を入れたら、すぐ出ます。