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VS Codeのすすめ。ブラウザのチャットでもデスクトップアプリでもなく、VS Codeで圧倒的に効率アップしよう!

川登が木の机にすわり、口を開けて笑いながら親指を立てている。机の上には、画面の見えないノートパソコンと、青・緑・オレンジの3冊のファイル。横には引き出しが1つ少しあいた木の棚があり、白くて丸い小さなロボットがパソコンのそばに浮かんでいる

AIを仕事で使うなら、VS Code、おすすめです。

ChatGPT や Gemini や Claude を、ブラウザのチャットで使っている方は多いと思います。 パソコンに入れるチャットのアプリも、会話の画面で資料を渡して、答えをもらう形は同じです。

VS Code は、そこがまるで違います。 資料もできあがりも、パソコンのフォルダにそのまま置いて、AIに仕事をしてもらえます。

ブラウザのチャットと比べて、どこが速くなるのか。 毎日使っている立場から、まとめておきます。

💻 ブラウザのチャットとの違いは、「フォルダで仕事をする」こと

VS Code は、Microsoft が出している無料のアプリです。 もともとはプログラムを書くための道具ですが、そこに AI(GitHub Copilot・Codex・Claude Code など)を入れて使います。

使い方は単純で、仕事のフォルダを開いて、AIに頼むだけ。 AIは、そのフォルダの中の資料を読んで、できたものもそのフォルダに置いてくれます。

資料を渡して、できたものを受け取るまで

チャット

  1. 資料をアップロード
  2. 頼む
  3. ダウンロード
  4. 保存して名前を付ける

VS Code

  1. フォルダを開く
  2. 頼む
  3. フォルダに保存される

アップロードとダウンロードが、まるごと消えます

ブラウザのチャットだと、資料を1つずつアップロードして、できたものを1つずつダウンロードします。 直してもらうたびに、またダウンロード。 気がつくと、ダウンロードフォルダに似たようなファイルがたまって、どれが最新か分からなくなるんですよね。

VS Code なら、この行き来がありません。 この差が、毎日の仕事だと本当に大きいんです。

🔍 資料の分析は、NotebookLM より手軽。フォルダを指定するだけ

資料を読ませて分析するなら、Google の NotebookLM(今の名前は Gemini Notebook)を使っている方もいると思います。 ノートを作って、資料をアップロードして、質問する。 便利な道具です。

でも VS Code なら、もっと手軽です。 資料の入ったフォルダを指定して、「読んで」と頼むだけ。

資料を読ませて分析するまで

NotebookLM

  • ノートを作る
  • 資料をアップロードする
  • 追加も、その都度アップロード

VS Code

  • フォルダを指定する
  • 「読んで」と頼む
  • 追加は、フォルダに入れるだけ

資料の置き場所が、そのまま分析の場所になります

資料が増えたときも、そのフォルダに入れるだけ。 アップロードし直す手間はありません。 「さっき入れた資料も含めて、もう一度まとめて」と言えば、入れたものも読んでくれます。

たとえば、こんなふうに頼みます。

AIに貼る文

01_input フォルダの資料を、全部読んでください。
読んだうえで、次の3つを一覧にしてください。
・それぞれの資料の要点を3行で
・資料どうしで食い違っているところ
・確かめたほうがいいところ

一覧にしてもらった結果も、ファイルにしてフォルダに残せます。 あとから読み返せるのも、チャットとの大きな違いです。

🗂️ できたものも、そのフォルダに残る

資料を読ませるだけでなく、作らせたものもフォルダに残ります。 おすすめは、1つの仕事のフォルダを3つに分けておくことです。

仕事のフォルダは、3つに分ける

  1. 01_input もらった資料原本は、AIに書き換えさせない
  2. 02_work 作業中AIの下書きや試作。何度でも作り直せる
  3. 03_output できあがり確かめた最新版だけを置く

「最新版どれだっけ?」は、03_output を見れば終わり

資料は 01_input に入れて、AIに読ませる。 AIの下書きは 02_work に。 確かめたものだけ 03_output に。

これだけで、ダウンロードフォルダを探しに行くことがなくなります。 それと、どのフォルダを開いていても、パソコンの中のほかのフォルダの資料も読ませられます。 「前の案件のフォルダにある見積もりも見て」と頼めば大丈夫です。

🔁 いつもの頼み方は、AIに覚えさせる

毎週の報告書、会議のメモのまとめ、メールの下書き。 同じような頼みごとを、毎回チャットに打っていませんか。

VS Code では、いつもの頼み方を「スキル」という手順書にして、パソコンに保存しておけます。 作り方も簡単で、一度やってうまくいった作業のあとに、こう頼むだけです。

AIに貼る文

さっきの作業の流れを、スキルにしてください。
次から同じことを頼んだら、この手順で進めてください。

次からは、毎回同じ説明をしなくていい。 このブログも、毎朝の AI日記も、こうして作ったスキルで書いています。✍️

スキルやフォルダの使い分けは、前に「チャット・Cowork・VS Code。AIの作業場所を比べてみました」にも書きました。

🤖 VS Code で使えるAI、使えないAI

VS Code には、いろいろな会社のAIを入れられます。 ただ、名前が似ていてまぎらわしいものもあるので、整理しておきます。

VS Code の中で、使える?

使える

  • GitHub Copilot(最初から付いている)
  • Codex(ChatGPT)
  • Claude Code(Claude)
  • Gemini Code Assist(Google)

使えない

  • Microsoft 365 Copilot
  • Antigravity

同じ「Copilot」でも、使える場所がちがいます

使えるAI

  • GitHub Copilot:VS Code に最初から付いているAIです。GitHub のアカウントがあれば、無料プラン(Copilot Free)から使えます。無料プランは使える量に上限があり、有料の Copilot Pro は月10ドルです。
  • Codex:ChatGPT を作っている OpenAI のAIです。ChatGPT の有料プラン(Plus・Pro など)で使えます。
  • Claude Code:Anthropic のAIです。Claude の有料プラン(Pro・Max など)で使えます。
  • Gemini Code Assist:Google のAIです。拡張機能として入れられます。

お金をかけずに試すなら、最初から付いている GitHub Copilot から。 ChatGPT や Claude をもう契約しているなら、Codex や Claude Code を入れると、いつものAIがそのまま VS Code で使えます。

使えないAI

  • Microsoft 365 Copilot:名前は同じ「Copilot」ですが、Word・Excel・Outlook・Teams などの中で使うAIです。VS Code では使えません。契約も、GitHub Copilot とは別です。
  • Antigravity:Google の別のアプリです。見た目は VS Code に似ていますが、VS Code の中には入れられません。VS Code で Google のAIを使いたいなら、Gemini Code Assist を入れます。

会社で「Copilot を契約しています」と言われたら、どちらの Copilot かを確かめてみてください。 Microsoft 365 Copilot だけだと、VS Code では使えないんです。

使えるAI・料金は、2026年10月26日に GitHub・Google・Microsoft などの公式ページで確かめたものです。料金や無料の範囲は変わることがあります。

🚀 始め方:VS Code は無料。AIも無料の Copilot から始められる

VS Code そのものは無料です。 そこに、使いたいAIを「拡張機能(あとから足せる機能)」として入れます。

使い始めるまで、3ステップ

  1. VS Code を入れる無料。公式サイト code.visualstudio.com から
  2. 使うAIを入れるまずは GitHub Copilot。ChatGPT なら Codex、Claude なら Claude Code
  3. 仕事のフォルダを開いて、頼む資料もできあがりも、そのフォルダに

AIを乗りかえても、フォルダはそのまま使えます

全部入れる必要はありません。 契約しているAIか、まずは無料の GitHub Copilot だけで大丈夫です。

入れるときに、気をつけたいことが2つあります。

⚠️ 拡張機能は、発行元を確かめて入れてください。 名前の似た別物があります。Claude Code は Anthropic、Codex は OpenAI、Gemini Code Assist は Google。発行元の横の青いチェックが本物の印です。

⚠️ AIの学習に使われない設定を、1回オフにしてください。 個人向けのプラン(Claude の Free・Pro・Max、ChatGPT の Free・Plus・Pro)は、オンのままだと会話や渡したファイルが学習に使われることがあります。ブラウザで1回オフにすれば、VS Code の中の Claude Code・Codex にも効きます。Claude は設定の「プライバシー」、ChatGPT は設定の「データコントロール」にあります。

拡張機能の名前・発行元・必要なプランと、学習の設定は、2026年10月19日に各社の公式ページで確かめたものです。画面の名前は、表示する言葉や時期によって少し違うことがあります。

ってことで、VS Code のすすめでした。

ブラウザのチャットで「アップロードして、ダウンロードして」を毎日やっている方ほど、違いを感じると思います。 まずは無料の VS Code を入れて、資料の入ったフォルダを1つ開くところから。 そこから先は、AIに聞けば教えてくれます。🚀

AIを仕事に入れてみたい方へ。 とわラボでは、AIの使い方のご相談や、AIを使ったWEBアプリづくりを承っています。お問い合わせはこちら

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